設計の道具

 

図面をCADで描くようになって20年くらい経つ。

3Dも飛躍的に使いやすくなって、立体的に考えるには便利なツールのようだ。

 

だけれども私たちのアトリエでは計画はいつも鉛筆だ。

 

 

描いては消し、描いては消し。

 

 

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神戸市の建築設計事務所 H+M atelier(エイチプラスエム アトリエ)

 

積み重ね2

 

外壁の板金の割付を検討する。

 

各々のスケッチ、原寸(実際の寸法)で検討しているのだけれど、

図面に記載する仕様としては同じだ。

 

建物のボリュームや色、形状などを頭の中でぐるぐる巡らせて考えている。

 

 

 

 

 

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積み重ね

 

ひとつの建築を設計することは、検討の積み重ねだと思う。

 

PLANや空間の質を始め、構造、環境、仕上げなど建築ごとにその答えはかわるので、日々検討は続く。

多角的な視点から最良の答えを見つけるために、数ミリの差を詰めていくのだ。

 

 

 

 

 

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避難と防犯

 

非常用進入口。

火災などで避難したり、消防隊員の方々が救助に向かうために必要な開口部である。

特別な工具などなく外部から硝子を割り、窓(開口部)を開け、救助に向かえることが必要だ。

特別な工具なく窓を開けることができる。

これは防犯的に考えると考えようによっては不利な答えである。

避難と防犯。

どちらの性能も大切です。

 

 

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色のなまえ

 

小学生のとき使っていた水彩絵の具の緑色はビリジアンだったと思う。

今、手元にある色鉛筆の青色はブルー、コバルト、プルシアンブルー。

日本の色のなまえは趣のあるなまえが多く、

萌葱色(もえぎいろ)

常盤緑(ときわみどり)

海松藍(みるあい)

白緑(びゃくろく)

黒緑(くろみどり)

これらは全ていわゆるグリーン系統の色のなまえ。

色はマンセル値などで体系化できるのだけれど、

日本の名前を見ているだけで想像が掻き立てられ、ちょっとワクワクする。

 

 

 

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白い壁

 

壁を白くすることは良くあることだけれど、

白にもいろいろな白がある。

 

灰白といって少しだけ灰色掛かった白。

アイボリーまで行かないけれど、黄色味の入った白。

青味掛かった爽やかな白。

目が痛くなりそうなほどの輝度の高い真っ白。

 

どれも単体で見ると『白』としか言えないけれど、

並べてみると全く違うことに気がつく。

 

その空間に合う『白』はどの『白』か。

 

建物が出来上がってしまうとその苦労は分かりづらいけれど、

悩みは尽きない。

 

 

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6帖の部屋

 

3年前に設計させていただいた『松江の茶室』は、もともと6帖だった和室を4帖半の茶室に改装する、

という計画だった。

不動産の広告などを見ていても、LDK12帖などとよく見かけるけれど、

この○○帖というのはなかなか曲者で、単純に同じ面積とはならない。

一般的には建材の規格に合わせた柱間910mm×1820mmを1帖として計算しているけれど、

西日本では本間(ほんけん)と呼ばれる寸法が今でも重宝されており、

この本間とは正確には畳1帖955mm×1910mm。

これに合わせて柱の位置を決めていく。

これにピッタリ合う合板はないので、少しずつロスが出るんですよね。

ここが悩みどころ。

感覚的には今の6帖が本間の4帖半に近いのかなぁ?

 

 

洋間ではあまり気にならないけれど、和室はやっぱり本間が落ち着きます。

 

 

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実施設計の日々とアジサイ色変わり

 

プロジェクトRの実施図面作成と合わせてもう一件、実施設計を進めている。

この建物を使う人々が空間的にも環境的にもできるだけ快適であるように。

施工するにあたってできるだけ無駄なくコストを凝縮できるように。

そして機能と美しさが掛け合わされたカッコいい建築になるように。

上手くいえないけれど、そして当たり前のことなのだけれど、

実施設計はいろんな意味で現実だ。

いつも新しい技術や素材を勉強しながら進めている。

 

 

一週間前には白かったヤマアジサイの花が綺麗なピンク色に変わってきた。

日々楽しませてくれているアジサイ。

相変わらず雨は降らないので、夕方の水やりが日課だ。

 

 

 

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敷地について

土地を購入して新しく家を建てるとき、

本当にこの土地でいいのかなぁ?と、とても緊張するものだと思う。

 

まだ何も建っていない土地。

もしくは古い家屋が残ったままで、土地の全景が一望できない土地。

これからの暮らしに夢や希望が膨らんでちょっとドキドキしてみたり、

人生の中でも最も大きな買い物になるであろうこの決断、大丈夫だろうかと心配になってみたり。

住まいとしての周辺の環境。子供の学校のこと。日々の利便性。身近に感じられる土地柄か。

 

土地の形状も様々で、特にここ神戸は海から山が近く、傾斜地が多い。

建物が建てにくそうな土地は価格が周辺と比べて安かったりするけれど、

外構工事に案外お金が掛かったりすることもある。

だけどもとても魅力的で、その敷地の力に促されるように設計が進むことも多かったりする。

では平坦な土地は面白くないのか。

といえばそうではなく、古い造成団地の中の落ち着いた雰囲気や下町の住宅密集地、

田舎の山すそのゆったりした土地にも、とても魅力を感じる。

 

設計のご相談をいただいて、一緒に土地を見に行って、敷地にじっと立ってみる。

ここに、この家族のための、こんな家を建てたらいいなぁ、こんな暮らし方を提案したいなぁと

いつも考えている。

 

私たちのアトリエ、住吉山手の家の工事着工前。

この写真は綺麗な更地に近い状態なのだけれど、

最初に見たこの土地は樹木が生い茂り、草ぼうぼう!ちょっとした小山のようで

さすがにちょっと怯みました(笑)。

今では周辺の環境も含めて正解だったと思っています。

 

 

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10年点検その他

 

木曜、両三柳の家の10年点検に伺う。

久しぶりにお会いしたお施主さんは全くお変わりなく、本当にもう10年も経ったのかなぁ、と不思議な気分。

竣工した頃中学生と小学生だった娘さんたちが社会人と大学生と聞き、年月の経ったことを感じる。

外壁の塗装が褪せてきていたけれど大きなクラックもなく、屋根の防水も綺麗な状態で全く問題なく安心。

木部の塗装は剥げてきていたけれど、建物に風格や味が出ていていい感じだった。

5年後頃の補修を目安に見積りを出してもらうことにする。

 

ハクウンボクの花が満開だった。

 

 

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